徳川のご威光が今でも分かる場所

東照宮といえば日光東照宮が有名だが上野にも東照宮があるのはご存じだろうか? 

http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/3050/ 

東照宮とは徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で、日光や久能山の他、全国に数多くございます。 

1616年(元和2年)2月4日、天海僧正と藤堂高虎は危篤の徳川家康公の枕元に呼ばれ、三人一つ処に末永く魂鎮まるところを作って欲しいと遺言されました。 天海僧正は藤堂高虎らの屋敷地であった今の上野公園の土地を拝領し、東叡山寛永寺を開山。境内には多くの伽藍が建立されました。1627年(寛永四年)その一つとして創建した神社「東照社」が上野東照宮の始まりです。 1646年(正保3年)には朝廷より正式に宮号を授けられ「東照宮」となりました。(HPより) 

自称はしていないが、全国にある東照宮の中でもその豪華さや由来から「日光東照宮・久能山東照宮・上野東照宮」を三大東照宮と呼ばれることが多い。また近隣の芝東照宮は自らをこれらの東照宮に並ぶ四大東照宮の一つとしている。 

2022年は、壬寅(みずのえのとら)年で、この干支の周期は60年に1度巡って来る。徳川家康公がお生まれになって480年。家康公は壬寅年になり、8回目の還暦を迎える今年は、必ず参拝して欲しい強運スポットになっています! 

Youtubeではバーチャル参拝の如く、動画で雰囲気を味わえる。 

TV番組でも放送されているので今年行くべきパワースポットだと結構知られているのでは。 

テレビ朝日 サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 

新年初回は1月3日月曜日のお正月2時間半スペシャル! 

https://www.tv-asahi.co.jp/hakasechan/backnumber2/0021/

この番組が大好きで、新年早々たまたま視聴していたので、上野東照宮のことは実は知っていた(笑) 

テレビ朝日 出没!アド街ック天国 

2022年4月16日放送の上野公園の放送回でも5位に挙がる。 

https://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20220416/142701.html

いずれの放送も見逃し配信で放送回を確認することがきるので、視聴して知識や情報を持って参拝に行くことで感じる世界が深まるかもだし、情報のフィルター無しで参拝する中で自分がただ感じる世界の後、番組等を視聴して整理するという方法のどちらもオススメできる。どちらか一方しかできないけど(笑) 

前置きが長くなったが、いざ!参拝へ。 

上野東照宮へ行くには車か電車で行く方法がある。 

https://www.uenotoshogu.com/access/

私は不忍池の周りをウロウロして弁天堂まで行き着いたところでやっと道路を渡ることに気づき、ものすごく遠回りしてしまった!そもそも上野公園の博物館や美術館がある側には赴いたことはあったが、上野駅側は初めてで、こんなにでかい公園だと認識していなかった。あーびっくり、びっくり。 

境内案内図の横には「大石鳥居」備前の御影石を使用した鳥居で、1633年(嘉永10年)に酒井忠世により奉納された。国指定重要文化財。 

鳥居を抜けると水舎門(みずやもん)があり、もともとは、社殿の手前にある水舎として使用されていたものを門として利用しているものです。この水舎は慶安4年(1651年)、時の老中阿部重次が奉納したもので、社殿の手前右側にありましたが、その水舎の上屋だけを昭和39年に門として移築したものだそうです。 

水舎門をさらに深掘りしている↓ 

https://wheatbaku.exblog.jp/25282811/

参道は石畳になっており、脇には灯籠が唐門まで続いている。 

参道を進むと右手側に五重塔が見えてくる。 

あ、あれ?ちょっとアングル悪い。 

説明文だけでも歴史によって左右されている事が分かる建造物 

さらに進むと右手には神楽殿、左には現在の水舎がある。 

神楽殿 こちらは江戸時代のものではなく比較的最近の明治7年(1874年)。 

    額には徳川斉民の筆による「材木渡来中」の文字がある。徳川斉民は美作国津山藩八代藩主で、父は11代将軍徳川家斉。異母兄に12代将軍徳川家慶がいる。 

現代の水舎。 

コロナウィルス対策のため、手のみお清めして進んでいきます。 

手のお清めを済ませて前へすすむと~門が大きく見えてきました。 

また奥にみえている社殿を守るように狛犬が鎮座している。 

狛犬は三大石工の一人とされていた「井亀泉」酒井八衛門の作で、 

筋骨隆々の力強さが特徴。 

こちらは1914年(大正3年)に奉納されたもの。 

そして・・みえてきました唐門と拝殿。 

今は有難いことに、参拝方法も提示している。 

が、しかし、ミスったー。 

ちゃんと間違いがないように読んでから参拝したはずなのに。 

「うわ!まちがえた!」とか声に出してしまった。 

唐門(唐破風造四脚門 からはふづくりよつあしもん) 

1651年造営。国指定重要文化財。 

徳川の威光が表れている一つだ。 

右端で見切れてあるのが御三家灯篭のひとつだ。 

唐門両側の6基の銅灯籠は家康公36回忌である 

1651年4月17日に奉納された。 

尾張・紀伊・水戸の「徳川御三家」より2基ずつ 

奉納されたもので、すべて重要文化財に指定されている。 

これより先に参拝すると唐門の裏側や、社殿を間近で見ることが出来る。 

御朱印やライトアップなど詳しく上野東照宮のことを知りたい場合はこちら 

https://jinjamemo.com/archives/uenotoshogu.html

写真撮影に対応していたり、感染症対策もされていたりと今の時代に合わせて参拝できるように工夫もされている。 

季節によって違う姿を見せる上野東照宮 

https://park.tachikawaonline.jp/shrines_temples/15_uenotoshogu.htm

今回、はじめて上野東照宮にいってこぢんまりとはしているものの、豪華で 

荘厳な造りには圧倒される。日光の東照宮は修学旅行でいったが、東京にも家康公を祀るものがあると、当時としては東国の田舎に追いやられた家康公が江戸幕府を開いて250年の間、発展させた功績だろう。 

神田明神柳森神社湯島聖堂など、徳川家と縁が深い場所がたくさんある。 

ちなみに上野公園界隈にはたくさん見所があるので1日では回りきることが出来ないスポットなので計画を立てて観光してみると面白いだろう。 

上野公園にはもっと魅力いっぱい☆ 

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