私は東京の郊外に住んでいるのですが、中央線で通勤するたびに気になる場所がありました。御茶ノ水駅からみえる場所で都心なのに緑が集まっている場所・・あそこは一体何があるのだろう?
そんな思いが駅を通過するたびに出てきていたところに、御茶ノ水駅で降りる予定ができたのでふらりと寄ってみました。
駅から進んで緑一帯に近づくと「湯島聖堂」の文字が…湯島聖堂?なんか中学校の歴史の時に聞いたことがあるよーな。。
そこを抜けたら あらびっくり!涼しい‼私が湯島聖堂に行った日は体温を超えるような真夏日で、外で立っているだけでも強い日差しと蒸し暑い中だったのでそれだけで得した気分だ。
都会の喧騒の中で避暑地のような空間で通路を進んでいくと右側になにやら像が見えてきました。
孔子銅像・・・
怖い・・でかい。
こちらの孔子様の銅像4.57M世界最大、重量約1.5トン。
威圧感たっぷりです。。。。
銅像に軽く会釈をしたあと、立て札付きの木が1本。
こちらにある楷樹は苦労の上に今ここに植えられているもので、孔子の墓所に植え継がれて来ているんですね!
さらに通路を進むとみえてきました「入徳門」
その先に「大成殿」があります。
正直、殺伐とした空間だったけれど、一つ一つのものを見ていくととても面白い☆お寺でも神社でもないから一味変わった空間でした。やはり孔子様ということで中国から来ているからなのか、中国とか韓国とか日本だと沖縄の宮殿に近い雰囲気だなーと感じました。
見どころをもっと知りたい方は⇓
すごーくわかりにくい場所に朱印状やお守り、絵馬等々の販売場所があります。
間違いやすい湯島天神が有名ですが、こちらも学業にゆかりがある場所なので合格祈願で来られる方が多いようです。ただ、この方も書いてある通り、入って大丈夫なのか?と思わせるところを進まないといけないので頑張って進みましょう!⇓
また朱印状が気になる方はこちらも⇓
今回、ずっと気になっていた場所が湯島聖堂ということで、ふらりと立ち寄った割にはとても楽しめた場所でした。敷地内には江戸時代の様子のパネルや、高等女子・高等師範・湯島聖堂・現在の湯島聖堂のパネルがあるので令和の現代から江戸時代に思いをとばして想像できたように思います。今回行くことができなかった神農廟(11月23日のみ一般公開)と明神門(神田明神へと通づる門)、大成殿も見にきたいと感じました。
また、聖堂内に設置された「昌平坂学問所」の伝統を継承する中国古典文学を中心とする本格的内容の講座が一流講師陣によりあったり、伝統行事として、正月特別参観と元日素読始め、孔子祭、鍼灸祭、文化講演会、先儒祭、神農祭もあったりしてタイミングを合わせていくともっと湯島聖堂を楽しめると思いました。
今回お邪魔したところは…
◯ 史跡 湯島聖堂
◯ 〒113-0034 東京都文京区湯島1-4-25
◯ 03-3251-4606