「明和電機 秋葉原店」 「ラジオスーパー」 「ラジオギャラリー」 見てきました!

秋葉原の電気街口中央通り、万世橋右側の路地に、この、令和感には遠い時代を感じさせるビル「東京ラジオデパート」。 

 かつて秋葉原には、秋葉原デパートという場所があった。遠い昔から電気専門の街という印象で有名なこの街はどこも、どんどん開発されてそれぞれの専門店のビルと変貌を、進化をしてゆく中、その秋葉原デパートだけは時が止まったように、どの階に何があるかよくわからないような、入り組んだ構造になっていて、密接したJRの駅の改札直通の出入り口もあった。 

よくわからないながら、迷いながら、100均やお菓子屋さん、雑貨店など、よそにない品揃えを見てまわるのが好きだった。しばらく閉鎖された後、現在は駅ビルとなっている。 

そんな秋葉原デパートのような探究心くすぐる印象で、次に近いものといえば、アメ横の高架下のような雰囲気があり、電気、部品屋さん系の店舗が入っている。 

マウスやUSB、ラジオ等、すぐ使える商材のお店も。 

パソコン通信などの延長線上の印象。 

秋葉原最終処分場のネーミングが気になるも、地下は、2021年3月16日現在、閉鎖されている。残念。 

他の階にも、空きがちらほらあり、1つのテーブルに真剣に向かい合い無言で作業する部屋も。(あまりにも目の前過ぎまた、夢中に作業されているため声をかけづらかった。) 

ひとつずつ奥行きが浅いため、テナントが入っているというより、カウンターメインの部屋がつながっていろいろある感じだ。 

『ラジオスーパー』の文字が一際気になる。 

エスカレーターを上り行く際、右側に、デビュー間もないころの宮沢りえさんのポスター。 

2回乗りなおしてみても、画像を撮るタイミングが取れない。 

2階でエスカレーターを降り左手に、一際目立つイエローにスカイブルーが眼に飛び込んでくる。 

わーかっわいい!思わず声に出てしまう。受付のお姉さんが横でお礼を言ってくれる。 

カウンターも、ボックスもすべて、スカイブルー。他の店舗に抜きん出てカラフル。 

ビルの室内なのに、青空のような爽快な印象。色から受ける印象は、視覚で虜になってしまう。 

昭和電機征服SHACHOモデル16000円(税別) 

ワンピースKOMACHIモデル18000円(税別) 

(全体像があれば、2000円の価格の違いが解るのではなかろうか) 

特にこのポーチがかわいい!と言うと、お客様が作ってくれたもので、服からの応用編。好評だったものの、手間がかかり、生産を続けられなくなったとのこと。 

YKKの制服にせよ、こちらにせよ(こちらは制服を販売している位なので、制服そのものが知名度アップできるPR物という印象)ものづくりのセンス、こだわりを感じる。 

ビジュアルで全力で訴えかけてくる。 

昭和電機ステッカー500円(税別)マスキングテープ300円(税別) 

方眼柄ポーチ2000円(税別) 

ミニミニナッパ服2500円(税別)鍵開け時を軽減! 

(非売品、というのはドールを販売していないということであろう。) 

ソビエト製懐中電灯昭和電機モデル3500円(税別) 

アルミ製エンブレム大800円 小600円 

メイワペンキ1000円(税別)MACHINE BLUE 

(これを使うと、日常使うものを明和電機色にできるのだろうか) 

2019年3月30日、東京・秋葉原にある老舗の電気部品販売のビル「ラジオデパート」の2階に、明和電機初のとなる公式ショップ「明和電機 秋葉原店」をオープンし、それぞれの現在のグッズに至っている。 

社長が、音楽デザイナーであり、クリエーターで、業態の異なる親の会社を引き継ぎ、 

今の会社を運営しているという。 

SUSHI BEAT! 

紙で出来たマッチ箱型ケースに入り4貫がセットになったバージョン 

並NAMI3800円(税別) 

カラーアクリルをレーザーカットして組み合わせたハンドメイドのバージョン 

上JOU4000円(税別) 

希少なビンテージのアクリルや、季節モノの企画がネタになったバージョン 

特TOKUJOU5000円(税別) 

全てを押してみた。音は同じ。価格の違いは素材。 

音符の形の電子楽器「オタマトーン」 

大きさ、色もいろいろ、ストラップまで有る。 

ワッペン大1000円、小500円。アクリルキーホルダー各色、DVD、ジャーナルのバックナンバーまである。 

社長自ら生き生きと商品企画開発している姿。 

「アートからマスプロダクトへ」をテーマに、ここでしか手に入らないナンセンスマシーンなどのアートから、大ヒット商品のオタマトーンのようなプロダクトまで、明和電機のすべてがを取り揃え、ナンセンスな商品がぎっしりつまったお店である。 

  

また、「明和電機 秋葉原店」のとなりには、明和電機プロデュースによるレンタルスペース「ラジオスーパー」をオープン。「ラジオ」という言葉を「ラジカル(急進的かつ根源的)なオブジェ」と再解釈し、電気や機械のしくみをつかったユニークな商品を制作するクリエーターのみなさんが出店している。 

■今現在のラジオスーパー出店者■ 

伊藤尚未 / 伊豆見香苗  / オカモトラボ /  おばけパズル / ギャル電 / ㈱キューブ / きゅんくん / 現代美術二等兵 / 小宮貴裕 / すいラボ / タカハ機工㈱ / ㈱タカラトミーアーツ / チームタナゴ/デイリーポータルZ / 土佐正道(明和電機会長) / 株式会社人間 / バイバイワールド / Hana道場  / パンタグラフ / 藤原麻里菜/ マタタビ屋 / メテオエレクトロニクス / Line-us / necobit /PCN/ Qux / ㈱TASKO / ThousanDIY 

出店者の詳細はこちら▶︎https://www.maywadenki.com/news/radiosuper1st/ 

■明和電機プロフィール 

土佐信道プロデュースによる芸術ユニット。青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、様々なナンセンスマシーンを開発しライブや展覧会など、国内のみならず広く海外でも発表している。 

音符の形の電子楽器「オタマトーン」などの商品開発も行う。2016年1月には中国上海の美術館McaMで、大規模展覧会を成功させた。デビュー25周年となる2018年は大分、長崎で個展を開催した。 

「明和電機 秋葉原店」 「ラジオスーパー」 「ラジオギャラリー」 

千代田区外神田1丁目10-11 東京ラジオデパート2階 

開店時間:13時~18時 火曜定休日 

https://www.maywadenki.com/

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